長い間一緒に生活をしているのに、成犬になった愛犬がなつかないと悩んでいる方はいらっしゃいませんか? もしくは、家族で特定の人になついているのにも関わらず、自分にだけなつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実は、その原因は飼い主ご自身に原因があるのかもしれないのです。 そこで今回は、成犬になった愛犬がなつかない原因についてご説明します。
成犬がなつかない原因①: 世話をしていない
成犬になってもなつかない原因として一番初めに挙げられることが、成犬の世話をしていないからということです。 犬は飼い主との信頼関係があれば、自然となつきます。 しかし、自分をあまり構ってもくれず、ご飯もくれなかったり、散歩にも連れて行ってくれない人にはなつくことは少ないでしょう。
成犬がなつかない原因②:上下関係が逆転している
世話をしていない人がなつかないと先述しましたが、世話をしているからと言って、必ずしもなつくとは限りません。 犬を可愛がっているだけでは犬はなつかないのです。 自然に生きている犬は、群れで生活をしており、そこには絶対的なボスが存在します。 ご飯を食べる順番も、ボスが一番先であり、立場が下の犬はご飯にありつくのも最後のほうです。 つまり、犬は上下関係のある生活をしているのです。 犬に「私がボスだ」と理解させるためには、可愛がるだけではなく、きちんとしたしつけが必要になります。 きちんとしたしつけとは飼い主さんとの「上下関係」を教えることを指します。
成犬がなつかない原因③:コミュニケーション不足
犬と毎日の散歩や、一緒に遊ぶ時間は確保できていますか? それができていないのであれば、散歩や遊ぶことなどで犬とのコミュニケーションが十分になり、自然となつくようになるでしょう。 犬は基本的に一緒にいて楽しい人に対してなつきます。 そのため、家にいても犬が大人しくしていれば撫でながら「大人しくしてえらいね」などと話しかけ、積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
成犬がなつかないのは飼い主が原因かも...?
いかがだったでしょうか? もし思い当たることがあったら、この記事を参考に、愛犬との関係を見直す機会にしてみてくださいね。
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