犬がおもちゃを選ぶ姿に感動

犬や猫などの動物保護施設には、人間の都合によって放置された動物たちが幸せになる権利をなくして保護されています。 ここ米国カルフォルニア州の保護施設に迎えられて約1年が経過したゴールデンレトリーバーのメス犬のルーも何のために生きているのか分からない状態にありました。 その施設では食事はまともに与えられず、掃除もされない劣悪な環境で、ただひたすら殺処分を待つだけの運命でした。

ある日、保護施設に一人の男性ブライアン･ベーカーさんがやってきてルーと偶然に出会いました。 ルーの様子を見たとき｢この子を何とかしてあげたい｣という気持ちが沸き起こったのです。 当時のルーは、大型犬の体が痩せ細り、被毛もボロボロの状態で眼も暗くどんよりとした状態だったそうです。 ベーカーさんとの出会いがルーの運命を変えます。 生きる希望が生まれてきたのです。 ベーカーさんと暮らし始めたころは、ルーは最悪の健康状態でしたが、ベーカーさんの賢明なケアとルーの頑張りの結果、徐々に回復していきます。 そんなある日、ベーカーさんとルーはお出かけした際、ペットショップに立ち寄り、オモチャのコーナーに向かったのです。 多分、ルーにとって犬用のオモチャは初めてであり、最初は興味深くオモチャを眺めていたところ、ベーカーさんより｢オモチャを選んでいいよ｣と声をかけられると感動の姿を目の当たりにします。 動画はこちら↓ https://www.youtube.com/watch?v=AkCMwkVcaN0&feature=emb_logo ルーがベーカーさんの顔を何度も振り返りながらオモチャを選ぶ光景は、｢本当に好きなオモチャを選んでよいの?｣と言わんばかりで、ルーの今までの苦難を考えると、ただただ感涙にむせぶばかりです。 親愛なるベーカーさんとの出会いは、偶然でなく必然とするならば、これからもっとルーには幸せになってもらいたいと誰もが考えていることでしょう。 出典元：https://www.youtube.com/watch?v=d4cGWZ0_QjI&feature=emb_title 本記事の元となる記事など：https://grapee.jp/95976