犬と一緒に寝ることは、愛犬家としてとても幸せな瞬間のひとつです。 でも、犬と一緒に寝ることは犬にとって良いことなのでしょうか? さまざまなメディアでは、犬と一緒に寝ることは上下関係が逆転してしまう可能性があるため、避けたほうが良いとも言われています。 実際のところはどうなのでしょうか? 今回は、犬と一緒に寝ることについて一緒に考えてみましょう。
1.犬と一緒に寝るのは良い?悪い?
犬と寝るのは良いことなのか悪いことなのかを説明していきます。
1) きちんとしつけが出来ていれば良い
まず、犬と一緒に寝ることでよく言われている「飼い主との上下関係の逆転」ですが、日頃からしつけをしっかりして服従関係が出来ていれば、一緒に寝るくらいで立場が逆転することはないというのが通説です。
ただし、日頃から犬を甘やかして育てている犬であれば、「自分が飼い主と一緒の場所で寝ている=自分も飼い主と同等」だと考える犬もいます。
ですから、服従訓練を完了していれば、犬と一緒に寝ても問題はないと言えます。
2) ベッドの高さは小型犬には危険?
ベッドは犬にとって高い場所にあります。
大型犬であれば問題ないでしょうが、小型犬であればベッドから落ちて怪我をしてしまう可能性があります。
特にチワワは、頭部が重いため、ベッドから降りようとして頭を地面に打ち、大怪我に繋がる恐れがあります。
そのため、小型犬と一緒にベッドで寝る際には、壁際などの犬が落ちない場所で寝かせたり、ベッドに小さな犬用の階段を設けましょう。
3) 留守番が出来ない犬になる可能性がある?
犬と一緒に寝ることで、犬は飼い主に依存しすぎてしまうことが考えられます。
そうすると、最悪の場合、留守番が出来ない犬になってしまいます。
そのため、たまには飼い主と別に犬をケージで寝かせたりし、飼い主に依存しすぎずに自立した犬になるようにしつけをすることも大切です。
もし心配であればドッグトレーナー等の専門家にご相談することをお勧めします。
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