共働きでは犬は飼えないのでしょうか? 近年、共働き世帯が増加する中で… 「犬を飼いたいけれど留守番の時間が長くなってしまう」 「仕事が忙しくても犬を幸せにできるのか不安」 …と思っている犬を飼えない共働き世帯の方がいらっしゃいます。 犬は本来、飼い主と一緒に過ごすことを好む動物ですが、適切な環境を整え、世話の仕方を工夫すれば、共働きの家庭でも犬と暮らすことは十分可能です。 但し、犬種や性格によっては長時間の留守番がストレスになりやすい場合もあり、生活スタイルとの相性が合わないと飼い主にも犬にも負担がかかります。 そのため、「自分たちの生活の中で犬を飼うことが本当に可能か?」を事前にしっかりと見極めることが重要です。 本記事では、共働き家庭で犬を飼う際に考慮すべきポイントや、向いている犬種、留守番の工夫などについて詳しく解説します。 これから犬を迎えようと考えている方は、ぜひ最後まで読んで、自分たちの環境に合った選択ができるようにしましょう。
本記事の内容
1.共働きでも犬を飼える?判断するための3つのポイント 2.共働きに向いている犬・向いていない犬 3.共働き家庭でも犬を飼うための工夫と対策 4.おわりに
1. 共働きでも犬を飼える?判断するための3つのポイント
共働きの家庭で犬を飼おうとすると、「本当に自分たちの生活に犬を迎えられるのか?」と不安を感じることがあるかもしれません。
犬の性格や生活環境によっては、長時間の留守番に適応できる子もあれば、ストレスを感じてしまう子もいます。
そのため、飼い主のライフスタイルと犬の生活リズムが合っているかをしっかりと見極めることが大切です。
特に、犬の留守番時間や日常の世話にどれだけ時間を確保できるか、住環境が犬にとって快適かどうかを判断することが重要になります。
これらのポイントを踏まえ、共働き家庭で犬を飼うために押さえておきたい3つのチェック項目を解説していきます。
① 犬の留守番時間と適応力
犬は基本的に飼い主と一緒にいることを好みますが、長時間の留守番にも適応できる犬種や性格の子もいます。
一般的に、犬の留守番時間の目安は4~8時間程度とされています。
長時間の留守番はストレスが溜まったり、問題行動(無駄吠えや家具の破壊など)を起こす可能性が高くなります。
子犬のうちは長時間の留守番が難しいため、できれば最初の数か月は誰かが面倒を見ることができるような環境を整えることが理想です。
② 生活スタイルと世話の時間
犬を飼う上で、日常的な世話の時間を確保できるかが重要です。
- 朝の時間:散歩(15~30分)、食事の準備、トイレ掃除
- 帰宅後の時間:散歩(30分~1時間)、遊び・しつけ・スキンシップ
- 週末の過ごし方:運動不足を補うためにドッグランや長めの散歩
もし出勤前や帰宅後に十分な時間を確保できない場合は、犬のストレスや健康に影響を与える可能性が高いので、お迎えする前に決めておきましょう。
③ 住環境とサポート体制
犬が快適に過ごせる住環境が整っているかも、判断のポイントになります。
- 住まいの広さや飼育可否:賃貸の場合、ペット可の物件であること
- 騒音対策:お迎えした子が吠え癖があった時にどのように対処できるか
- サポート体制:どうしても長時間家を空ける日がある場合、ペットシッターやドッグデイケアの利用ができるか
2. 共働き世帯に向いている犬・向いていない犬
犬の性格や犬種によって、共働き世帯に向いている犬と向いていない犬がいます。
① 共働き世帯に向いている犬種の特徴
共働き世帯に向いているのは、比較的おとなしく、独立心が強く、長時間の留守番に耐えられる犬種です。
- フレンチブルドッグ:マイペースでおとなしい性格
- 柴犬:独立心が強く、比較的留守番が得意
- ミニチュアシュナウザー:賢く、適度な運動で満足しやすい
- グレイハウンド:静かで穏やか、運動後は長時間休む習性がある
② 向いていない犬種の特徴
共働き世帯には不向きな犬種も存在します。
特に、分離不安になりやすい、運動量が多い、吠えやすい犬種は注意が必要です。
- ボーダーコリー:高い知能と運動量を必要とするため、留守番がストレスになる
- ジャックラッセルテリア:活動的でエネルギッシュなため、運動不足による問題行動が起こりやすい
- チワワ:分離不安になりやすく、長時間の留守番には向かない
犬種ごとの一般的な傾向を挙げましたが、個々の性格や育て方によって変わることもあります。
例えば、ボーダーコリーでも落ち着いた子なら留守番が可能な場合もありますし、フレンチブルドッグでも分離不安の強い子もいます。
犬を選ぶ際は、「犬種の特性」だけでなく、その子の性格や育ってきた環境も考慮することが大切です。
3. 共働き世帯でも犬を飼うための工夫と対策
共働きで家を空ける時間が長くても、犬が安心して過ごせる環境を整えさえすれば、犬を飼うことができます。
留守番での不安を和らげるには、犬の性格や生活リズムに合わせた工夫が欠かせません。
例えば、留守番時間の過ごし方を工夫させたり、帰宅後にしっかりとコミュニケーションを取ることで、犬のストレスを軽減できます。
① 長時間の留守番への見守り
- ペットカメラの活用:外出先から犬の様子を確認し、音声で話しかける
- 自動給餌機・給水機:決まった時間に食事を与えられるようにする
- 知育トイや噛むおもちゃの準備:退屈を紛らわせるアイテムを用意
② 犬が快適に過ごせる環境づくり
- ケージやクレートの活用:犬にとって安心して行動できるスペースを確保
- トイレのしつけを徹底:長時間の留守番でも清潔に過ごせるようトレーニング
- 部屋の温度管理:特に夏場や冬場はエアコンや暖房を適切に使用
③ 飼い主の時間確保とルーティンの工夫
- 朝と夜の散歩:1回30分以上を目安に、時間を確保する
- 帰宅後のスキンシップ:留守番のストレスを解消するために遊ぶ時間を作る
- 週末の運動:ドッグランや公園でストレスを発散させる時間を確保する
4.おわりに
共働き世帯でも、しっかりと準備と工夫をすれば犬を飼うことは十分可能です。 ただし、犬を迎える前に… 「自分たちの生活スタイルに合った犬種を選べるか」 「日常の世話に必要な時間を確保できるか」 「犬が安心して過ごせる環境を整えられるか」 …をしっかりと考えることが重要です。 犬は家族の一員として、日々の愛情やケアを必要とします。 特に共働きの家庭では、限られた時間の中でどのように犬と向き合うかが、犬の幸福度が大きく左右されます。 犬に配慮した留守番対策や生活リズムの工夫を取り入れることで、犬との信頼関係を築きながら、より良い犬との暮らしを実現できるでしょう。 犬との生活は楽しく癒されるものですが、同時に大きな責任も伴います。迎えた後に「やっぱり飼えない」となることがないよう、慎重に判断し、十分に準備をした上で、新しい家族を迎え入れることをおすすめします。 共働きだからといって犬を飼うことを諦める必要はありません。 しっかりと計画を立て、犬とともに充実した毎日を送りましょう。