12年前に脱走した愛犬が、もし戻ってきたら…そんな夢のようなこと、あるわけないと思うかもしれません。 でもそんな奇跡のようなことが、実際にアメリカで起こりました。
12年目の奇跡!?愛犬と驚きの再会
南フロリダのオーランドに住むキャサリンさんが飼っていたトイ・フォックス・テリアの“ダッチス”は、2007年の冬、玄関ドアの隙間から逃げ出してしまい、以来キャサリンさんとは生き別れとなってしまいました。 ダッチスを諦めきれないキャサリンさんは、貼り紙をするなどして何年も懸命に探しましたが、見つかりません。 しかし、きっとどこかで生きていると信じ、12年もの間、ダッチスのマイクロチップの更新料を払い続けました。 2019年10月、ペンシルベニアのピッツバーグにある動物保護団体からキャサリンさんの元へ電話がかかってきました。 「マイクロチップを確認したところ、あなたの飼い犬が見つかりました」と。 オーランドからピッツバーグは、距離にしておよそ1610キロメートル。 キャサリンさんは車で18時間かけてダッチスを迎えに行き、涙の再会を果たしました。 発見当初のダッチスは汚れて爪が伸び、飢えて震えていたそうです。 放浪していた12年間の生活を思うと不憫でなりませんが、ダッチスの老後は、あふれるほどの愛情に包まれた幸せな日々となることでしょう。 日本でも2019年6月、「改正動物愛護法」が成立し、ブリーダーや販売業者に対して、犬のマイクロチップ装着が義務付けられました。 災害対策の観点からも、大切な愛犬と生き別れにならないよう、いま一度、マイクロチップの装着・更新を確認したいですね。 出典元:https://hokkorihann.com/blog-entry-%ef%bc%91%ef%bc%92%e5%b9%b4%e6%8e%a2%e3%81%97%e7%b6%9a%e3%81%91%e3%81%9f%e8%bf%b7%e5%ad%90%e7%8a%ac%e3%80%82%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%81%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%8c%e5%b0%8e%e3%81%84.html