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  • 犬の健康
  • 2025/02/24

【2025年版】犬の暑さ対策完全ガイド:愛犬を熱中症から守るために知っておくべきこと

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厳しい夏の暑さで、気になるのが「熱中症」です。 犬は人間よりも暑さに弱く、熱中症のリスクが高い動物です。 この記事では、犬を飼い始めたばかりの方でも理解しやすく、実践しやすい暑さ対策の情報をまとめました。

本記事の内容

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1.犬は暑さに弱い?その理由とリスク 2.室内でできる暑さ対策 3.散歩時の注意点と外出時の対策 4.熱中症のサインと応急処置 5.愛犬と一緒に楽しい夏を過ごすために 6.まとめ

1.犬は暑さに弱い?その理由とリスク

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犬は人と違い汗をかくことで体温調整ができず、暑さに対応するのが苦手な生き物です。

そんな犬はパンティングと呼ばれる早い呼吸で熱を放散して、体温を下げますが調整機能にも限界があります。

特に大型犬、鼻ペチャ犬と呼ばれる短頭犬種、老犬、仔犬は注意が必要です。



犬の体温は通常38℃~39℃程度です。

外気温が上昇すると体温も危険なレベルに達することがあります。

ですから気温が30℃を超える日は、犬にとって非常に危険です。

犬は体温を効果的に調節する手段が限られており、高温環境では更に熱中症のリスクが高まるのです。


2.室内でできる暑さ対策

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犬が体温を適切に保つために、室内環境を整えることは非常に重要です。

以下に、室内でできる具体的な暑さ対策を紹介します。


① エアコンの活用

エアコンは、犬が体温を適切に保つための最も効果的な方法の一つです。

犬にとってのエアコンの適温は約26℃前後ですが、犬種や体調によって調整が必要です。

犬がいる部屋を中心に、家全体の温度管理を心がけましょう。

エアコンを使う際は、直接風が当たらないように風向きを工夫すると、愛犬がストレスを感じずに過ごせます。


② 扇風機やサーキュレーターの活用

エアコンと併用することで、室内の空気を循環させることができ、より快適に過ごせます。

特に、犬がよくいる場所に扇風機を置くと効果的です。

犬は風の流れを利用して体温を調整するので、愛犬が心地よく感じられる環境温度を作ることができます。


③ クールマット・冷感ベッドの活用

クールマットや冷感ベッドは、愛犬が寝るときに使うととても効果的です。

これらのアイテムは、愛犬の体温を下げる手助けをしてくれるので、暑い日には愛犬が好んで寝る場所に置いてあげましょう。

また、クールマットは水で冷やせるものや、冷凍して使うものもあり、種類によって効果が異なりますので、愛犬に合ったものを選びましょう。


④ 水分補給

水分補給も重要です。

氷を入れた水や、複数の水皿を用意して、愛犬がいつでも水を飲めるようにしておきましょう。

また、犬が好むフレーバーの水を与えると、飲む意欲がより増すこともあります。

特に、気温が高い日は水分をしっかりと補給することが、熱中症予防につながります。


3.散歩時の注意点と外出時の対策

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散歩は犬にとって重要な運動の一つであり、特に夏の暑い時期には注意が必要です。


① 暑い時間帯を避けた安全な散歩のコツ

早朝や夕方、気温が下がった時間帯に散歩を行うことが理想です。

特に気温が高い昼間は避けましょう。

5時から7時、または19時以降がベストです。

これにより、愛犬の体温上昇リスクを下げることができます。


② アスファルトの温度と犬への影響

アスファルトは非常に熱くなりやすいです。

ですから、散歩の前には手でアスファルトに触れて、熱さを確認することを必ずしてください。

アスファルトが熱いと、犬の肉球が火傷する恐れがあります。

もしアスファルトの温度が高い場合は、芝生の上を歩かせるなど、犬に優しい場所を選びましょう。


③ 短時間&日陰を意識した暑さ避け散歩

散歩は短時間とし、日陰を選ぶことが重要です。

無理に長時間歩かせることは避けましょう。

特に、犬が疲れていると感じた場合はすぐに引き返すことが大切です。

普段から愛犬の体調や行動に気を配り、散歩のペースを調整することが必要です。


④ 犬用靴&クールベストで暑さから守る

犬用の靴やクールベストを使うのも、暑さ対策の一つとして有効です。

靴は肉球を守るだけでなく、熱い地面から犬の足を守る効果もあります。

クールベストは体温を下げるのに役立ち、特に熱い日には重宝します。

これらのアイテムを使うことで、犬の体温上昇のリスクを下げ、飼い主も安心して見守れます。


4.熱中症のサインと応急処置

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愛犬の命を守るためには、熱中症の初期症状を見逃さないことが重要です。

以下に、熱中症のサインとその対処法をまとめます。


① 熱中症のサイン

  • 激しいパンティング:いつもよりも激しく呼吸している。

  • ヨダレの増加:異常にヨダレが多くなっている。

  • 元気がない:いつもと違って元気がなく、遊ぼうとしない。

  • 嘔吐や下痢:嘔吐や下痢をしている場合は危険信号。

  • ぐったりしている:立ち上がれない、または座っていることが多い。

これらの症状が見られた場合は、すぐに涼しい場所に移動させ、体を冷やすことが重要です。

飼い主として愛犬の普段の行動や健康状態を把握し、目を離さず注意を払うことが、異変に気付く第一歩です。


② 応急処置

  • 涼しい場所へ移動:直射日光を避け、涼しい場所に連れて行く。

  • 水を飲ませる:水を飲ませるが、無理に飲ませない。少しずつ与えることが大切です。

  • 体を冷やす:体を冷やすために、濡れたタオルをかける、または冷たい水をかける。特に首周りや脇の下、足の付け根を冷やすと効果的です。

③ いつ病院に行くべきか

愛犬の異変に気付くためには、普段の行動や健康状態を把握し、目を離さず注意を払うことが大切です。

ただし、異常を感じた場合には、素人判断せずに、すぐに獣医師に相談することが最も重要です。

獣医さんは専門的な知識があるので、愛犬の状態をしっかりと見てくれて、必要な治療をしてくれます。


5.愛犬と一緒に楽しい夏を過ごすために

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暑い夏であっても愛犬と楽しい時間を過ごしたいですよね?

暑さ対策をして、夏を楽しく過ごす方法を紹介します。


① 【水遊び】

愛犬が好きな水遊びは、暑さ対策にもなります。

自宅の庭や公園で水を使った遊びを取り入れて、愛犬が涼しさを感じられるようにしましょう。

プールや水辺での遊びは、犬にとっても楽しい経験です。


② 【ドッグカフェやドッグラン】

ドッグカフェやドッグランは、他の犬と遊ぶことができる素晴らしい場所です。

愛犬の社交性を育むためにも、ぜひ訪れてみてください。

ドッグランは、暑い日中帯を避けて、早朝や夕方の涼しい時間帯で利用するようにしましょう。


③ 【暑さを避けたアクティビティ】

例えば、屋内でのアジリティやトリックの練習など、暑さを避けつつ楽しめるアクティビティを考えると良いでしょう。

犬が喜ぶことはもちろん、飼い主自身も楽しむことができるはずです。


6.まとめ

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犬の暑さ対策は、愛犬の命を守るために非常に重要です。 室内環境の整備や外出時の注意点、熱中症のサインと応急処置を理解することで、愛犬が快適に過ごせるようサポートできます。 また、暑さを考慮した夏のアクティビティを通じて、愛犬との絆を深めることも大切です。 愛犬と共に安全で楽しい夏を過ごすため、暑さ対策をしっかり行いましょう。

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ぷにぷにpaw編集部

動物看護師やトリマーの有資格者や愛犬家など犬が大好きな人が編集しております。 愛犬家の皆様に正しい情報をお伝えできるよう、わんちゃんについて日々勉強をしております。

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