最近は服を着てお散歩しているわんちゃんをよく見かけますよね。 一見すると「お洒落のために着せている」ように感じます。 でも、実は犬の服は、お洒落のためだけではなく、様々な機能を持っているのです。 そこで今回は最近の犬の服の機能性や、愛犬の服のサイズ選びについてご紹介します。
1. ここまで来ていた!驚きの犬の服の機能
「犬に色々着せて息苦しそうでかわいそう」というネガティブな犬の服へのご認識をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、犬の服を着せる目的はお洒落だけではなく、犬の体調管理の為であることが多いのです。 例えば、夏の服は、紫外線プロテクト、防虫や冷涼等の機能を備えています。 冬の服は防寒機能を備えているものが多くなっています。 これら以外にはアトピー体質のワンちゃんのために皮膚がアレルギー物質と接触するのを防ぐ機能を備えた服などもあります。 最近では愛犬用のマナーパンツに対応したスカートやズボンもあったりと、機能面だけでなくデザイン面でも優れている製品が多いようですね。
2. 愛犬ごとに合った服のサイズ選びを
犬に服を着せるとその機能を活用することができます。 但し、犬の服を選ぶときには注意が必要です。 人間の服を買う時と同じように犬の体型や大きさに応じたサイズ選びが大切になります。 特に体型はわんちゃんの犬種や個体によって千差万別ですね。 着ることのできる犬種や体重の目安が表記されている服もありますが、そのような表記がない服も多いので、飼い主さんは十分に注意しなくてはなりません。 特にダックスやコーギー、パグやフレンチ・ブルドッグなどの個性的な体型の犬種は慎重に選びましょう。 ダックスやコーギーは、胴長短足の体型なので着丈の長さを測ったり、パグやフレンチ・ブルドッグは、首周りが他の犬種に比べ太いので服の首周りの太さの確認が必要です。 では、具体的にどのように測るのかをお教え致します。 犬の首周り、胴回り、着丈を実際に測ってみよう ほとんどの犬の服には、S・M・L等のサイズだけでなく首囲、胴囲、着丈が表示されています。 ですから、必ず、この3か所を測ってから購入しましょう。 測り方は、人と同じようにメジャーを使います。 具体的には ①首周りは首輪をしている位置の外周の長さ ②胴回りは前足付け根の後ろ側、つまり、脇に当たる部分から背中を回って一周した時の長さ ③着丈は首からしっぽの付け根までの長さ といった感じです。 これら3か所のサイズと、購入したい衣服のサイズの寸法を確認して愛犬にぴったりな服をチョイスしましょう。
3. 服のタイプを選ぼう
犬の服には着せ方も様々なタイプがあります。 Tシャツのように頭から通して前足を出してあげるものや、足から通して背中側もしくはお腹側で留めてあげるもの、頭と前足だけでなく後ろ足も通すものと服のデザインによって様々。 これらタイプの違いは犬が喜ぶか?飼い主さんが着せやすいか?等で選ぶと良いと思います。 無難なのは、まずはTシャツタイプ、それも袖なしの物になると思います。
まとめ
最近は犬用の服のバリエーションが豊富になっています。 デザイン面でも機能面でも愛犬にピッタリの服を選べるようになってきました。 これら豊富なバリエーションの犬の服の中から、ファッションだけでなく健康管理もできる服を探しあてましょう。