• 犬の健康
  • 2021/01/09

犬がマスクを誤って食べてしまった!?増えるマスクの誤飲トラブル

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新型コロナウィルス感染症の流行により、マスクの使用頻度が急激に増えてきました。 それに伴い増加しているトラブルが、犬のマスクの誤飲です。 なぜ、このようなことが増えているのでしょうか? 今回この記事では、犬がマスクを誤飲してしまう原因や、その後に現れる症状や対処法などをまとめました。 このようなトラブルを起こさないためにも飼い主の皆さんはぜひご自宅の状況と合わせながらお読みください。

1.なぜ犬がマスクを誤飲してしまうのか?誤飲させないようにするには?

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2020年は、犬のマスクの誤飲のトラブルが多く報告されています。 新型コロナウィルス感染症の影響で私たち人間がマスクを使う頻度が増えました。 誤飲トラブルが増えた原因としては、帰宅してマスクを犬の手の届く場所にマスクを放置したりするなどの状況が多くなったためと考えられます。 その結果、飼い主がみていない時に犬がマスクで遊び、誤って飲み込んでしまうケースが多いようです。 犬はなぜマスクに興味を示すのでしょうか? それは、マスクには外の匂いや飼い主さんの匂いが付いているので、犬の興味を引いてしまうからです。 ですから、犬の届くところへのマスクの放置は厳禁になります。 また、お散歩中に路上に落ちている捨てられたマスクを誤飲してしまうというケースも報告されているようです。 お散歩中に拾い食いなどさせないように注意しましょう。

2. 犬がマスクを誤飲してしまった時の症状

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犬がマスクを飲み込んでしまうとどうなるのでしょうか? 不織布や布、ウレタンなどマスクには様々な素材がありますが、飲み込んだマスクは消化されずそのまま胃を通過しようとします。 この時、通過できない場合は胃の出口(幽門部)で詰まります。 こうなると、嘔吐や、げっぷ、お腹の張り、元気消失などの症状が見られることになります。 誤飲後これらの症状が見られない場合は、マスクは胃を通過したことになります。 一般的には、誤食後2~3時間でマスクは胃を通過し、約3.5メートルの腸を、ゆっくり下降していきます。 運良く、どこにも詰まらずに糞便と一緒に排泄される可能性もありますが、多くの場合、途中で詰まります。 この場合、ガスや便の貯留によるお腹の張り、嘔吐、元気消失などの症状がみられます。 最悪の場合は腸管が破裂し、腸の内容物が体内に漏れることもあります。 この場合は、激しい腹痛が起こり、場合によっては命にかかわることもあります。

3. 犬がマスクを誤飲した際の対処法

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犬がマスクを誤飲した場合、2時間以内に動物病院へ連れて行きましょう。 なぜなら誤飲の症状がでてから病院に連れて行こうとしたときに診察時間外であった場合、必要な手当てができないことがあるからです。 誤飲してから2時間以内なら、マスクはまだ胃の中にある可能性が高いからです。 この場合は、病院で誘吐処置(人工的に吐かせる処置)や内視鏡で取り除くことが可能だからです。 症状がないからと安心してはいけません。 なぜなら、マスクが腸管に達する可能性が高くなるからです。 万が一腸に詰まり、腸閉塞を起こした場合は、開腹手術をして取り出ことになります。 ですから、誤飲トラブルにいち早く気づき、すぐに対応することが非常に大切なのです。

まとめ

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新型コロナウィルスの感染予防対策のため、マスクの使用頻度は今までに比べ急激に多くなりました。 それに伴い、犬のマスクの誤飲トラブルが増えているようです。 対処法を知ることも大事ですが、まず誤飲を起こす状況を作らないことが一番大事です。

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harago

動物看護士、動物飼育スタッフ、生態販売員として勤務。 現在はドッグライフカウンセラーや愛玩動物救命士などの資格を活かし、webライターとして情報を発信しています。

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